あなたのオルカン、
中身はこの会社。
全世界株式(オルカン)は「世界中の株の詰め合わせ」。でも中身の上位は、ひと握りの米メガテックに集中しています。NVIDIA、Apple、Microsoft……あなたの積立が、実は何で動いているのか。配当や割安ではなく、売上成長・利益率・堀(強さの源)で読む“成長レンズ”で、1社ずつ解きほぐします。
いそがしい人へ。各記事の頭に「3行まとめ」があります。日本株シリーズとは違い、こちらは“成長”が主役。配当はおまけ、と思って読むと分かりやすいです。🫶
「世界に分散」のはずが、中身は集中?
オルカンを知っていれば、あと一歩。むずかしくありません。
オルカンは「世界中の詰め合わせ」
全世界株式は、世界中の数千社を時価総額の大きさ順に少しずつ持つ仕組み。1本で世界に分散できます。オルカン自体が初めてなら、まずはじめての投資へ。
でも上位は、米メガテックに集中
時価総額が大きいほど比率も大きい。だから上位はNVIDIA・Apple…の米巨大テック。あなたの資産は、実はこの数社で大きく動きます。
※ 構成銘柄・比率は最新のファンド月次レポート(2026年5月末基準・eMAXIS Slim 全世界株式)から。順位は毎月入れ替わります。米国株はドル建てで、株価・指標は四半期ごとに大きく動きます。
米成長株は、この4つで見る
日本株の「配当・割安」とは別のものさし。配当が低くPERが高いのが普通です。
売上が1年でどれだけ伸びたか。成長株でいちばん大事。鈍ると株価が動く。
売上のうち営業利益の割合。高いほど「強くて儲かる」証拠。
株価が予想利益の何倍か。米成長株は20〜30倍超も普通。成長で正当化されるか。
株価が売上の何倍か。利益が小さい急成長株を測るものさし。
ものさしの目安:S&P500(米国平均)の予想PERは約20〜22倍、メガテックは30倍超も珍しくありません。配当利回りは0〜1%台が普通。だから「割安か」より「成長と利益率の質」で見ます。
オルカン上位9社を、成長レンズで。
組入比率の大きい順。カードをタップすると、その会社の解説記事へ。
AI計算の土台を握る半導体の王者。オルカン組入1位。GPU+CUDAの堀で、売上は1年で+65%。
iPhone×サービスのエコシステムで世界を囲い込む巨人。オルカン組入2位。巨額の自社株買いと高利益率が武器。
クラウドと法人ソフトで稼ぐソフトの王者。オルカン組入3位。Azure+Office/Windowsの囲い込みが堀。FY25は+15%増収。
ネット通販とクラウド(AWS)の巨人。利益の大半はAWS。ECの規模・物流網とクラウド基盤の堀で稼ぐ。オルカン第4位。
検索と広告で世界を握る巨大テック。オルカンはA+Cで約4.0%。広告が売上の約7割、CloudとAIが新たな伸びしろ。
AI向けカスタムチップとVMwareの二本柱。GoogleやMetaの専用AIチップを設計し、AI半導体は1年で+65%。
世界の最先端チップをほぼ独占で製造するファウンドリの王者。NVIDIA・Apple・AMDのチップは、ここで生まれる。
世界最大級のSNS群(FB/IG/WhatsApp)を広告で収益化。毎日約36億人のネットワークが堀。売上の約98%が広告。
EVの先駆者。だがいまや株価はロボタクシー・AI・ロボットへの賭け。利益は減ったのにPERは超高水準。オルカン上位の常連です。
※ 組入比率は2026年5月末時点の概算で、毎月変動します(Alphabetは議決権の異なるA株・C株の合算)。各カードの数字は作成時点(2026年6月)の概算・ドル建て。特定銘柄の売買を勧めるものではなく、会社を知るための情報提供です。各社とは無関係の第三者がまとめた非公式の解説で、最終判断はご自身の責任で。
オルカンの、いちばん新しい中身。
2026年に上場したばかりの超大型。まだ組入比率はごく小さく上位には現れませんが、この規模なら、いずれ無視できない“新顔”。番外編として、成長レンズで1社。
※ 番外編は、オルカン(全世界株式)の通常の組入上位ランキングとは別枠です。新規上場で組入はこれからの段階。数値は作成時点(2026年6月)の概算・ドル建てで、赤字のため予想PER等の一部指標は算出できません。特定銘柄の売買を勧めるものではありません。